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AW検定試験追試験

AW検定試験

9月24日(水)AW検定試験の追試験が弊社本社工場内にて行われました。

6月25日(水)に受けたの本試験の追試となります。

⇒本試験の様子はこちら

毎度の説明になりますが、「AW検定」は今や我々のような建築鉄骨を取り扱う事業者にとっては、ならない必須資格。

なんとか追試験でもって、一人でも多く有資格者を増やしたいところではあります。

今回も受験者は三名。

ますは書類審査にて、資格証等々の確認を行います。

場所を工場に移して、実技試験のスタート。

あらかじめ用意しておいた試験体の寸法や数値等々に間違いがないか確認します。

確認を終えたものから、ハンマーで打刻。

記号の右にあるAWの文字が、検査済の刻印です。

さらに使用する当て板等々の治具の確認。

ここまで済んで、ようやく実際の溶接作業に入る事ができます。

溶接にさえ入ってしまえば、あとはもう神経を集中して黙々と一心不乱に作業を行うのみ、です。

溶接が終了したら、試験体が冷めるのを待って外観検査を行います。

余盛高さやビード不正、ピットやアンダーカットの有無等々、厳しい目で審査されます。

審査される側はドキドキですね。

今回はひとまず、外観検査はすべて合格となりました。

外観検査が終わったものには、再度刻印。

最後に試験体を所定の検査機関に送り、放射線透過試験にて溶接内部の欠陥を検査します。

鉄骨の溶接の場合、通常は超音波による検査を行いますが、放射線は人間に例えればCTスキャンのようなものなのでどんな小さな欠陥も見逃されません。

こればかりは溶接した張本人も知りようがないので、良い結果が出る事を祈るのみです。

期待して結果を待ちたいと思います。